個人タクシーをしているTAKAです。
・個人タクシー開業したいから無事故無違反を貫きたい!
と思っている法人タクシー運転手の方向けに記事を書きました。
タクシー運転手が交通違反で捕まるパターンには偏りがあります。
主な要因はタクシーならではの行動からですね。
・急に手が上がる(乗車)
・急に止まれと言われる(降車)
・急な車線変更の要求(車線変更)
・行き過ぎたから戻れ(Uターン)
etc…
では早速ですが交通違反の切符を切られないコツ3選を解説していきます。
それでは見ていきましょう。
一時停止
一番気を付ける点は一時停止です。
どこを走っても一時停止だらけですので普段から一時停止の甘い人は警官が隠れて見張っていた場合にはもれなく捕まります。
一時停止の白線は先の見通しなど考慮してないので「こんなところで止まってられるか」と思う人が捕まります。笑
停止線をオーバーランして見通しの良い位置で停止してもそれ違反ですからね。
面倒臭がらずにしっかり止まりましょう。
一時停止線は無意味な位置にあると思いつつもしっかり止まる!
第四十三条 車両等は、交通整理が行なわれていない交差点又はその手前の直近において、道路標識等により一時停止すべきことが指定されているときは、道路標識等による停止線の直前(道路標識等による停止線が設けられていない場合にあつては、交差点の直前)で一時停止しなければならない。この場合において、当該車両等は、第三十六条第二項の規定に該当する場合のほか、交差道路を通行する車両等の進行妨害をしてはならない。
引用:道路交通法
違反点数
指定場所一時不停止等違反:2点
踏切不停止等違反:2点
反則金
指定場所一時不停止等違反:普通車7,000円
踏切不停止等違反:普通車9,000円
Uターン
次はUターンです。
お客様を降ろして最短で元居た場所へ戻りたいときにUターンをすることが多いと思います。
また実車中にUターンを要求されることもあると思いますがやめたほうが良いです。
Uターンできる道路でも他の車の妨害で違反になるリスクもあります。
※個人を目指している方は特にやめたほうが良いです。
歩行者妨害や事故を誘発して違反になるリスクがあるのでやめましょう!
第二十五条の二 車両は、歩行者又は他の車両等の正常な交通を妨害するおそれがあるときは、道路外の施設若しくは場所に出入するための左折若しくは右折をし、横断し、転回し、又は後退してはならない。
2 車両は、道路標識等により横断、転回又は後退が禁止されている道路の部分においては、当該禁止された行為をしてはならない。引用:道路交通法
違反点数
法定横断等禁止違反:2点(Uターン禁止の標識がない場所で歩行者または他の車の通行を妨げる恐れのある場合でのUターン)
指定横断等禁止違反:1点(Uターン禁止の標識がある場所でUターン)
反則金
法定横断等禁止違反:普通車7,000円
指定横断等禁止違反:普通車6,000円
車線変更
最後は車線変更です。
よくあるのがお客様の急な車線変更の要求です。
黄色線で車線変更できない場合があるのですぐ対応せず慎重に判断しましょう。
赤信号で停車中に右左折レーンへ車線変更の要求をされたときは、窓を開けて白線か黄色線かの確認をしてから行動する!
第二十六条の二 車両は、みだりにその進路を変更してはならない。
2 車両は、進路を変更した場合にその変更した後の進路と同一の進路を後方から進行してくる車両等の速度又は方向を急に変更させることとなるおそれがあるときは、進路を変更してはならない。
3 車両は、車両通行帯を通行している場合において、その車両通行帯が当該車両通行帯を通行している車両の進路の変更の禁止を表示する道路標示によつて区画されているときは、次に掲げる場合を除き、その道路標示をこえて進路を変更してはならない。引用:道路交通法
違反点数
1点
反則金
車線変更禁止違反:普通車6,000円
その他
当たり前に注意する点
速度違反・スマホ・時間指定禁止・一方通行・進入禁止・助手席シートベルト
※無線機での通話もスマホ使用と同罪です。
まとめ
・一時停止でしっかりと止まる
・Uターンはしない
・車線変更は慎重に行う
・常に警察に見られている意識でいる
・不用意な動きをしない
・お客様の急な指示でも反射的に行動しない
上記の行動は本当に大事です。
業務中はイレギュラーだらけだとは思いますが、どんな時でも「3つの行動」を軸に無事故無違反に励んでいきましょう!
違反切符を切られるときは一瞬です。
ここまでやってだめなら仕方ないと思えるくらい常に後悔のない運転を心がけましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。